Column

栄養の話

生理痛は栄養不足が原因!生理痛を改善する意外な食べ物とは?

体質改善栄養論

毎月「どうにもならない生理痛」に悩まされていませんか?

生理痛改善のために体を温めてみたり、生理中に食べないほうがいいものを控えてみたり、ひどいときは痛み止めに頼ったりと、毎月試行錯誤を繰り返しても良くならない。

よく言われる「甘いものは控えるべき」もムリよね、女性にとって。

もしもあなたがそんなふうに生理痛に悩まされているのであれば、今回の記事が改善のヒントになるはずでしょう。

生理痛は栄養不足のサイン

実は、生理痛は「栄養不足」のサインです。

栄養不足というのは、カロリーが足りていないという意味だけでなく、栄養素のバランスが崩れている状態です。

じゃあ、どんな栄養素が不足しているかというと「マグネシウム」です。

マグネシウムが不足すると、あらゆる筋肉が痙攣する。

スポーツ選手とかが足をつるのとか、ハードワークだったり寝不足だとまぶたがびくびく痙攣するのとか、すべてマグネシウム不足が原因。

生理痛も、同様に子宮の筋肉が痙攣することが原因で起きます。

マグネシウム不足を起こしやすいタイプ

現代の日本人って、ほとんどの人がマグネシウム不足。

マグネシウムは、高たんぱく、高糖質、乳製品多寡、コーヒーの常飲、睡眠不足などによって、容易に不足します。

だから、糖質制限をしている人や、チーズ好き、コーヒー好き、アイス好きさんは、マグネシウム不足かも。

さらに産後のママなんて、睡眠不足だわ自分の食事はままならないわで、絶対マグネシウム不足。

これだけマグネシウムをたくさん消費する世の中じゃ、補給することをかなり意識しないと生理痛は毎月襲ってきます。

生理痛がひどい人の特徴は、マグネシウム消費が多いうえに補給量が少ないこと。

マグネシウムの多い食品

マグネシウムが多い食品というのは、魚介類、海藻、種実類、雑穀、青菜など。

さてあなたはどうだろう?

マグネシウム補給できている?

高たんぱく質食なうえ、マグネシウム多い食べ物、あまり食べてないな~という方は生理痛がかなりつらいはず。

今日から積極的に、海藻や魚介類をもりもり食べましょ!

マクロビで生理痛が改善する?

かく言う私も過去は生理痛もちでした。

コーヒー1リットル近く飲んでたし、毎日甘いもの食べていたし、週3で医療関係者たちと飲み会があったし。そりゃ生理痛にならないほうが不思議。

けど、それが改善したのが「マクロビ」を実践した時。

「マクロビ」とは、マクロビオティックの略称で、玄米菜食を中心とした食養生・ライフスタイルのこと。

マクロビの食事は、高マグネシウム食。

主食は玄米、野菜やキノコや海藻をモリモリ食べて、昔ながらの調味料を使うことに重きを置く。

どんな料理にもマグネシウム満点!というのがマクロビの料理です。

だから菜食(マクロビ)で体調が良くなった!!!という方が一定数いるんですね。

けれど、長期的に菜食で生きるのは個人的におススメしません。

私も昔は、完全マクロビアンで生きていた経験上、他の栄養不足が起こり、体調を崩します。

メンタルが弱くなって、都会が嫌いになります。

電車が飛行機などに乗れなくなる人もいます。

更年期障害がひどく出る方もいらっしゃいます。

肉や魚には、鉄や亜鉛、ビタミンB群やたんぱく質が豊富なので、やはり食べる必要があるのです。

生理痛を改善するために一番意識するべきポイント

でも高たんぱく食はダメなんでしょ?どうしたらいいの?

というと…一番簡単なのが、意識的に海藻を取り入れること。

とくにあおさ。

あおさはマグネシウム含有量がとても高い食品。

それ以外にも、海苔やわかめや昆布。

これらを毎日食べることです。

海藻でお腹いっぱいにすることは難しくても、意識的に毎日海藻を取り入れることはできますよね。

海藻以外にも、マグネシウムを多く含んだ塩を使ったり、にがりを使って作っているお豆腐を食べること。(見分けるのがちょっと難しいですが)

極端なことをはせずちょっとした意識変化で、ご自身の生理痛を改善させてくださいね。

マグネシウム不足は他にもいろんな不調の引き金になるので、またマグネシウム不足についてはしっかりとまとめます。楽しみに^^