・甘いものが我慢できなくなる理由
・甘いもの欲を抑えるために減らすべき食べ物、飲み物
・甘いもの欲が増える「甘味」の種類
・元病院勤務の管理栄養士で月間150名の栄養相談実績
・薬膳、マクロビオティックに精通
・料理教室やレストランのメニュー開発を経験
甘いものはどうして我慢できなくなるの?
甘いものがやめられなくなる原因は、大きく4つあります。
- 砂糖のコカイン並みの中毒性
- 「甘いものは別腹」効果
- 血糖値のしくみ
- 慢性的な栄養不足(特にマグネシウムやビタミンB1)
中毒症状が進めば進むほど、自力でやめることは困難になっていきます。(麻薬と同じですね!)
甘いものがやめられなくなる原因についてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
管理栄養士直伝!甘いものがやめられない4つの原因と無理なく減らす方法
https://ayako-grace-kitchen.com/love_sweets/
甘いもの欲がみるみる消える!やめるべき2つの食生活
クリスマス、年末年始、バレンタインなどのイベントが集中すると甘いものを食べる機会が増えて……いつの間にか毎日のように食べている、なんてことになっていませんか?
イベントがなくても、春は桜味の新商品、夏はアイス……というようにお菓子メーカーも買ってもらうために魅力的な新作を出してきますよね。
誘惑につられていたら、どんどん「甘いもの欲」はコントロールできなくなります。
小麦+砂糖をやめるだけで甘いもの欲は減る
1つ目のポイントは
「小麦×砂糖」の組み合わせを減らす
です。
お砂糖がどんどん増えてしまい、気が付いたら、毎日甘いものが欲しい自分になってしまう大きな原因は、砂糖の「中毒性」にあります。
お砂糖には、強い中毒性があり、コカインに匹敵するほどと言われています。
それと同じように、「小麦」に含まれるレクチン、すなわちグルテンも、かなり強力な中毒性を持っています。
中毒性×中毒性
この掛け算になると、私たちの脳に、ものすごく強烈な快楽を与えます。
中毒性の強い食品
- クッキー
- ドーナツ
- ケーキ
- シリアル
- マドレーヌ
- チョコレートがかかったクッキー
「小麦×砂糖」の掛け算がなされているおやつを控えることが、甘いもの欲を抑えるための大きなポイントなんです。
私が特に注意しているのが、「シリアル」や「洋菓子」です。
朝食のシリアルは、健康的?
朝食にシリアルを食べているよ、という方に出会えば、明日からその朝食を変えましょう! と間違いなく提案すると思います。
市販のグラノーラシリアルは、小麦や小麦パフが使われていることがものすごく多く、砂糖をはじめとする甘味料の使用量がかなり多いです。
なので、中毒性が高い食品です。
甘いものを減らすなら「洋菓子」は控えよう
また、洋菓子は9割9分が「小麦×砂糖」で作られています。
「シリアル」と「洋菓子」は、本当に中毒性が高い食べ物ですので、甘いものを減らしたい! そう思った方は、まずは「小麦×砂糖」を減らす意識を持ってみましょう。
一方で、オートミール(押し麦)は、グルテンを含まない穀物なので、オートミールそのものや、オートミールにドライフルーツやナッツを加えたミューズリーであれば、とても良い朝食になります。
そこに多少はちみつやメープルシロップが入っていたとしても、許容範囲と言えるでしょう。
ジュースをやめるだけでも甘いもの欲は減る
2つ目が、「清涼飲料水」をはじめとする「甘い飲み物」です。
ジュース類って、ものすごくびっくりするくらいの量のお砂糖が入っているんです。
例えば、炭酸飲料であれば、500mlでスティックシュガー16~18本!
▼詳しくはこちらの動画で解説しています。
気をつけたい「甘味の種類」
さらに注目したいのが、「甘味の種類」。
炭酸飲料や果汁ジュース、甘いカフェラテなどこれらの飲料の多くは、「異性化糖」というものを使っています。
「ぶどう糖果糖液糖」「高果糖液糖」と表示されているものが「異性化糖」に分類される甘味です。
実はこの異性化糖が最も人間を太らせて、腸内環境も神経をダメにする元凶だといわれます。
なので、白いお砂糖よりも悪いという専門家の方がとても多くなってきています。
異性化糖が一番使われているのが「飲料」です。
見た目は、水のようだけど甘い味がするあの飲み物にも異性化糖は入っています。
低カロリーに要注意!?
飲料以外にも、異性化糖はゼリーやアイスなど流動性がある食品に入っています。
もし、あなたが、ダイエットをしていて、カロリーがなるべく低いものを・・・と思って商品を選んでいるのであれば、知らず知らずのうちに異性化糖を多くとっていて、甘いもの欲がどんどん上がっている可能性があります。
これが、カロリーだけで商品を選んでしまう落とし穴ですね。
確実に甘いもの欲を低下させたい人は、飲料に加えてゼリーやアイスキャンディーにも注意してみてくださいね。
甘いものが減ったら肌荒れが治った!「痩せた?」っていわれるように!
いかがでしょうか?
甘いもの欲を減らすために、まず減らすべきポイントはこの2つだけです。
- 「小麦×砂糖」の組み合わせを減らす
- 「甘い飲み物」を減らす
実際、この2つを重点的に控えるようにした結果、私は肌荒れがキレイに治りました。
「減らしただけ」でも大きな効果
ワーカーホリック級に働いていた当時の私は食事を作る時間も、食べる時間ももったいないと感じていたため、朝はグラノーラのシリアル、昼は食堂のうどん、夕方以降は自販機のカフェオレを飲みながら残業。
お土産でもらったお菓子やサンプルで業者に貰ったスイーツ、売店の菓子パンを食べてつなぐという生活をしていました。
今考えるとぞっとします。
こんな生活を半年も続けると肌はいつの間にか潤いを失い、吹出物がいっぱいになり、口角は切れてマスクで隠す生活。
これはいけない!!!
そう一念発起して、私が取り組んだのが、「小麦×砂糖」を減らすことと「砂糖入り飲料」を飲まないようにすること。
たったそれだけで、甘いもの欲がどんどん治まり、肌荒れも治り、気持ちまで安定して、シゴトの効率もかなり良くなりました。
失敗しない!砂糖断ちのやり方と嬉しい8つの効果
https://ayako-grace-kitchen.com/cutoff_sugar/
気が付いたら見た目も大きく変化し、みんなから「痩せた?」といわれるようになったんです。
食事制限をすることもなく、ムリな運動をしたわけでもなく、自然と見た目が整っていくというのは、めちゃくちゃうれしいことですよね。
お砂糖を摂りすぎるとどうなるの?
お砂糖は、食べ過ぎが続くことで、砂糖による不調が進行し、
◇精神的に不安定
◇免疫力低下
◇体内の炎症反応⇒肌荒れ・腸内環境悪化・糖尿病
◇不妊症
などの症状が現れてきます。
禁止にする必要はある?
痩せる=甘いものをやめる
ボディメイクをする=甘いものをやめる
肌をキレイにする=甘いものをやめる
そう考えている人がまだまだ多いのですが、キレイになるために、甘いものをやめる必要はありません!
甘いものは量が多くなりすぎると、太ったり肌荒れ・むくみの原因になるのです。
ということは、ポイントを抑えて、甘いもの欲を必要以上に高めなければOK。
つまりは、甘いもの欲をコントロールの範囲内に納められれば、あなたはキレイになるんです。
もし今、痩せたい、キレイになりたい!
そう思って甘いものをやめる方法を探し求めていたのであれば、「甘いもの欲を抑えるポイント」だけに重点をおいて、適度に甘いものを楽しみながら、キレイを手に入れていきましょう!
▼詳細はこちらをチェック!
https://ayako-grace-kitchen.com/sweets-movie/?naturally-control
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