「1日3食、ちゃんと食べている」という方でも、実は必要な栄養素が摂れておらず、「栄養不足」に陥っている場合があります。
妊娠出産において「アルコールを摂らない」ということは誰しも知っていることですが、裏を返せば、それだけ食事が赤ちゃんを生み出すことに関わっているということです。
不妊にお悩みの方は、必要な栄養素が毎日の食事で足りているかチェックしてみてくださいね。
妊娠のために必要な2つの栄養素
妊娠のために特に欠かせないのが
- コレステロール
- 鉄
この2つです。
コレステロール値が低いと妊娠しづらい?
鉄はわかるけど、コレステロール??と思いますよね。
コレステロールは、一般的に高いとダメというイメージですが、ないと本当に困る!!
なぜか。
細胞膜の成分で、性ホルモンの材料だからです。
簡単に言えば、コレステロールが低い人は妊娠に必要なホルモンが作られないってことです。
現に、コレステロール値が低い人は妊娠しづらいというデータが得られています。
でね、コレステロールというと、「脂」というイメージありません?
実は違うんですよ。
コレステロールの原材料は「たんぱく質」です。
だから、長期にわたりダイエッターだった人や、肉や魚がもともと苦手という方は、妊娠しづらい傾向があります。
妊娠したい!! という方は、たんぱく質は3食に分けて摂取してくださいね。
妊娠を支えるその他の栄養素
それ以外にも必要な栄養素をまとめると…
- ビタミンA
- ビタミンB群(葉酸はここに入ります)
- 亜鉛
- マグネシウム
このへんの栄養素も必要です。
この辺は、多少足りなくても子どもは授かることができますが、しっかりと満たされていると
✓ つわりが軽い
✓ マタニティブルーが起こらない
✓ 体調がいい
✓ お産が軽い
などのメリットがあります。
生まれてくる子どもも
✓ 子どもの夜泣きがない
✓ 良く寝る
✓ 穏やか
✓ 抱っこをしなくてもごきげん
✓ おっぱいをよく飲む
✓ 皮膚トラブルが少ない
といった具合に、一般的に「育てやすい子」が生まれてくる可能性が高くなります。
妊娠中~産後の栄養は、食事だけでは賄えないことが多いです。
食事だけでがんばろうとせず、時にはサプリメントも頼って下さいね。
不妊治療を支えたい
”不妊治療するからシゴトやめるんだ”
昔、勤務先の先輩から放たれた一言。
時には、月に10回以上も病院に通わなくてはならない不妊治療。
そして何十万とかかる治療費。
そのうえ好きだった仕事もやめなければならない。
この状況が今の日本にはあふれています。
少しでも妊娠を希望する女性のお役に立ちたい。
LINEやメルマガでも、女性の不調に役立つ情報を配信しておりますので、ぜひご登録くださいね!