こんにちは、適食アドバイザーのあこです。
ナッツって「健康的なおやつ」の代表格ですよね。
私も家には常に数種類のナッツをストックしていて、仕事の合間やちょっと小腹が空いたときに、つまむことがよくあります。
でも、実は「ナッツをおやつにしてはいけない時」があるってご存知でしたか?
今回は、その知られざる【ナッツNGなタイミング】と、その理由をしっかり解説していきます。
ナッツがNGなおやつになるのはこんなとき

まず、ナッツをおやつにしちゃいけないのは、次のような症状があるときです。
以下の5つの症状に当てはまる方は要注意!
- イライラしている時
- 手が震えている時
- 冷や汗が出る時
- 脱力感がある時
- お腹が空きすぎて、もはやもうお腹が空いていない時
これらの症状の理由は低血糖にあります。
この5つの症状は血糖値が下がってしまった時に起こりやすいです。
血糖値が下がってきている状況というのは体にとってはかなりの危機的状況ですので、頑張って血糖値を上げている状態になります。
低血糖状態でナッツを食べてはいけない理由

ナッツは血糖値を上げにくい
ナッツは栄養価が高く、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、確かに健康的。
でも、糖質がとても少ないため、血糖値をほとんど上げてくれないんです。
なので、低血糖状態でナッツを食べても、体はまったく元気になりませんし、逆に…
- ナッツを食べすぎてしまう
- 他の甘いおやつが止まらなくなる
- 量にかかわらず消化不良を起こして体調を崩してしまう
といった可能性があります。
消化機能もストップしているかも?
イライラしたり冷や汗が出ている状態の時はアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されている時です。
これらのアドレナリンやノルアドレナリンは胃腸の動きをストップさせる働きがあります。
この状況でナッツを食べると…胃腸の負担になり、消化不良が起きて腸内環境が荒れてしまうという事態も起こり得るのです。
低血糖時に選ぶべきおやつは?

じゃあ、そんな時にはどんなおやつを選べばいいの?という方に、おすすめなのは片手の手のひらに乗るくらいのドライフルーツです。
ただ、手が震えたり冷や汗が出ている状況の人は「飴を2〜3個すぐに舐める」といった対応が必要なこともあります。これはノンジュガーではなくお砂糖の入っている飴をおすすめします。
お砂糖を摂らないといけないほど血糖値が下がるのは危機的状況です。
そんな時は健康的なおやつ(ナッツ)よりも血糖値をなるべく早く上げるものを食べていきましょう。
お腹が減る前に何か食べることが大切
- フルーツ
- ドライフルーツ
- 小さなおにぎり
- カカオ多めのチョコレート
こういったもの食べて、血糖値が下がり過ぎないように自分でコントロールしていくのが理想的です。
ナッツを食べていいタイミングはいつ?

では、逆にナッツをおやつにするのにおすすめのタイミングはいつなのでしょうか?
ナッツをおすすめするシチュエーション
- 食後の「ちょっと何か食べたい」タイミング
- コーヒータイムのお供に
- 生理前や生理中の“無性に食べたい”気持ちが強い時
- 栄養補給が目的の時
ナッツは噛み応えもあるので、少量でも満足感が得られやすいのが魅力。
ただし、「血糖値を上げたいときの救世主」としては役不足なので、ぜひうまく使い分けていきましょう。
動画で詳しく学びたい方はこちら
YouTubeで詳しくお話しています。ぜひチェックしてみてください!
さらに学びたい方へ:無料メルマガのご案内
適食アドバイザーあこの無料メルマガでは、
- 最新の栄養情報
- 季節ごとの食事アドバイス
- 動画では話しきれない裏話やレシピ
などをお届けしています。
「もっと深く学びたい」「日々の食生活を整えたい」という方は、ぜひメルマガにご登録くださいね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!