こんにちは、適食アドバイザーのあこです。
今日は「いつまでも若々しい人が食べてるもの」をテーマにお話しします。
世の中には実年齢よりかなり若く見える人がいますよね。
こういう人になるにはどうすれば良いのでしょうか?
私たちの細胞は老化をすると見た目が老けるだけでなく、身体で炎症を引き起こし病気や不調の原因になります。
見た目が若々しい=健康であるということ。逆に見た目が老けている=健康に不安アリということになるので、老けないという目線だけではなく健康的にHAPPYに暮らすために…という目線でもご覧いただけると嬉しいです。
老け見えの正体は「炎症」

「老化」と言っても、日々の老化は目に見えて起こるわけではありません。
ただ、老化すればするほど進むもの(ひどくなるもの)があります。
そのサインが「炎症」です。
炎症と聞いてけがや病気を想像した人がいるかもしれませんが、実は身体のいたるところで炎症が起こっています。
例えば――
- 肌荒れや手荒れ
- 胃痛・頭痛・腹痛
- 不眠・精神不安定・食欲大暴走・記憶力低下・思考力低下
これらは“老化のサイン”。
老化した細胞が炎症物質をたくさん出すので、炎症が多ければ多いほど身体の中は老化しているということになります。
若く見える人が多く食べているのは「食物繊維」

老化を遅らせる食べ物、それはズバリ「食物繊維」です。
実はさまざまな研究で食物繊維の摂取量が多い人ほど、血中の炎症マーカーが低く、老化しにくいということが分かっています。
では、なぜ食物繊維を摂ると炎症しにくい(老化しにくい)のか?
ポイントは腸内環境です。
腸内の善玉菌は腸の中だけでなく身体全体の炎症を抑えてくれる役割をすることが分かっているからです。
今、何かしらの老けや炎症を感じている人は…
- 食物繊維が不足している
- 添加物・AGEsなどの老化促進物質が過剰気味
このような可能性があるので、老化促進物質を減らして食物繊維を増やすアプローチをしてあげましょう。
どんな“食物繊維”を摂ればいい?

“水溶性食物繊維”を最優先に
腸の善玉菌を元気にするには「水溶性食物繊維」が大事です。
- 海藻
- 果物(プルーン、ドライイチジクなど)
おやつ代わりに摂るのもおすすめです。
“不溶性食物繊維”も毎日コツコツ
不溶性食物繊維も腸の大掃除をして有害物質を排出してくれるために重要です。
- 玄米
- ごぼう
- おから(食物繊維の宝庫。環境にも優しい“フードロス削減食材”)
不溶性食物繊維が悪玉菌を腸をキレイにして悪玉菌を減らすことで、結果的に善玉菌が元気になる事に繋がります。
注意点
食物繊維を摂ろう!と思っている方も多いと思いますが、ここで1つ注意点。
きゅうり・トマト・レタスは食物繊維が多くありません。
「レタス◯個分の食物繊維」といったCMが昔流れていましたが、実はレタスはほとんど食物繊維は入っていません。(1玉4g/1日20g摂りたい)
主に夏野菜は食物繊維が少ないということを覚えておいてください。
食物繊維と合わせて食べたいもの

食物繊維と抗炎症作用を持つ食べものを合わせると相乗効果が生まれます。
- ベリー類
- ナッツ
- 全粒穀物:胚芽・玄米・雑穀
これらの食べ物は身体の炎症を鎮めてくれるので、老化防止に繋がります。
特にナッツや全粒穀物は食物繊維も豊富なので、一石二鳥ですね。
まとめ
- 若見えの人ほど食物繊維を多く摂っている
- 水溶性(海藻・果物・大麦・オートミール)を優先
- 不溶性(雑穀・根菜・おから・きのこ)も重要
- ベリー・ナッツ・全粒穀物で抗炎症の相乗効果
スーパーでも手軽に購入できるので、ぜひ取り入れてみてください。
皆さんの楽しく健康的な毎日にお役立ていただければ嬉しいです。
参考動画
YouTube:若く見える人はものすごく身近なアレをたくさん食べていた!
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