こんにちは、適食アドバイザーのあこです。
今回は「老化予防のために、できればやめておいた方がいい習慣」についてお話します。
「老化」と聞くと、シワやたるみといった“見た目の変化”を思い浮かべがちですが、実はそれだけではありません。
脳や内臓の老化も進行し、胃腸の機能が低下して食事量が減ったり、吸収できる栄養素の量が減ったり、疲労回復の遅れや脳機能の低下が起こったりします。
もちろん、肌がくすむ・垂れ下がるという見た目の変化にも繋がってくるので、体全体の退化に繋がってきます。
そこで今回は、見た目も中身も若々しく保つために、今日から意識できる2つのポイントをお伝えします。
1. 揚げ物の摂りすぎには注意!

まずひとつ目に挙げたいのが、「揚げ物の摂りすぎ」です。
揚げ物にはAGE(終末糖化産物)と呼ばれる老化促進物質が多く含まれています。
AGEは体内で蓄積されることで、肌のくすみ、しわ、たるみだけでなく、内臓機能の低下や脳の老化も引き起こすとされています。
20代までは体内の抗酸化力が高いため、大きな影響を受けにくいのですが、30代以降は要注意。
年齢とともに抗酸化力が落ちていくため、AGEの影響を受けやすくなります。
メンタルへの悪影響も
近年では、揚げ物と「うつ病リスク」の関連性も研究されていて、
- 揚げ物の摂取頻度が増えれば増える程うつ病のリスクが上がる
- 揚げ物の摂取頻度が増えると精神力が低下する
というような事も言われています。
理想の摂取頻度は?
- 週1回程度なら楽しんでもOK
- 週3回以上は控えたいライン
子育て中などで「つい揚げ物が多くなってしまう…」という方も、お子さん用と大人用で調理を工夫して、大人の摂取頻度だけでも減らすようにできると理想的です。
2. 血糖値の「爆上がり」に要注意

揚げ物よりも老化を促進してしまう可能性のある行為が「血糖値が爆上がりする食習慣」です。
血糖値が急激に上がったときに、体内で大量の老化促進物質・AGEが作られてしまいます。
実はこの“体内での生成”の方が、外からの摂取よりも老化への影響が大きいんです。
外部からのAGE吸収率は約10〜30%程度と言われていますが、体内で生産されるAGEは100%体内にあるものなので、大きな老化促進の要因となります。
血糖値が爆上がりする食習慣とは?
- 食べたり食べなかったり食事量に差がありすぎる
- 食事制限ダイエットでたまにチートデイをする
- 糖質制限、低カロリー食
- 夜遅くの飲食
- 糖質に偏った食事
- 糖質たっぷりのお菓子や飲料を毎日飲む
糖質制限・低カロリーも落とし穴に?
一見ヘルシーに見える「糖質制限」や「カロリー制限」ですが、これらも注意が必要です。
糖質制限のように日頃から糖質を制限していると、インスリンの分泌量がだんだん減ってきます。
そんな方が会食などでたくさん食べた時に、いつものインスリン分泌量だけでは足りず血糖値が爆上がりするという事がでてきます。
糖質は摂りすぎても摂らなさすぎてもダメだと言うことを覚えておいてください。
また、低カロリーの食事は栄養不足になりやすく、足りないカロリーを筋肉を燃やして補います。
筋肉の分解がおきると表情筋が動かない、顔が垂れ下がって見える、シワが増えるなど、見た目の暗い印象に繋がってしまいます。
おすすめの食事スタイル
- 1日3食、毎食しっかりと食べる
- ご飯はお茶碗1杯(女性なら100〜160g程度)を目安に
- 極端な糖質制限やカロリー制限は避ける
- 1日1800〜2000カロリーを目指す
- 21時以降にたくさん食べるのは控える
まとめ

- AGEを増やす揚げ物は週1〜3回までに
- 血糖値の爆上がりを引き起こす生活習慣を見直す
- 糖質・カロリー制限のしすぎも老化の原因に
- 毎食ごはんを適量、3食しっかり食べる
血糖値が下がり過ぎると、その後の食事で血糖値が上がりやすくなりますし、日中の活動量が多い時に食事量を抑えるのも血糖スパイクの要因になります。
3食食事を摂って、健康に元気に毎日を過ごしていきたいですね。
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