こんにちは!適食アドバイザーのあこです。
冷え込みが厳しくなってきましたね。
こう寒くなってきた時に、私がキッチンでよく手に取るスパイスがあるんです。
それが「シナモン」。
豆乳チャイに入れたり、はちみつと混ぜてナッツに絡めたりしておやつの時間を楽しんでいます。
シナモンは「冷え性改善」や「アンチエイジング」、「血糖値の上昇を抑えてくれる」ことで有名なので、コーヒーショップで見かけるとパッパッとかけている方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください!
シナモンは「摂れば摂るほど良い」とはなかなか言えず、物によっては肝機能障害を起こす可能性があるんです。
世の中にはシナモンを使ったお菓子もたくさんありますので、大丈夫かな?と思った方もいますよね。
今回は、お菓子のことも踏まえ、シナモンの摂取目安量やどんな種類を選べば良いのかをまとめていきます。
シナモンが「天然の薬」と呼ばれる驚きの健康効果

まず、なぜシナモンがこんなに体にいいと言われているのか、その効果を3つにまとめてご紹介します。
1. 血糖コントロール
シナモンには、食後の急激な血糖値の上昇を抑え、「血糖値スパイク」を防いでくれると言われています。
さらに、インスリンの効きを良くしてくれる(インスリン抵抗性の改善)という研究データがあったり、炭水化物(糖質)の吸収を緩やかにしてくれることも示唆されています。
2. アンチエイジング
シナモンには抗酸化物質である「ポリフェノール」が豊富に含まれています。
ポリフェノールは体内の活性酸素を無毒化して細胞の酸化や損傷を防ぐ効果があります。
なので、シナモンを食べることによって動脈硬化の予防ができたり老化の進行を遅らせる「アンチエイジング」の効果が期待できるんです。
3. 血流・冷えの改善
シナモンに含まれる「シナムアルデヒド」という成分には、血管を拡張させる作用があります。
これによって冷えを改善したり、肩こりや血流不足からくる頭痛を緩和してくれるのではないかと言われています。
この他にも「抗菌・抗真菌作用」がありますので、シナモンは天然の防腐剤とも呼ばれたりします。
シナモンに含まれる精油成分が胃液の分泌を促進してくれるという研究データがあったりしますので、トータルで見ても体に悪いことがないように見えますね。
要注意!種類によって「肝障害」のリスクが240倍も違う?

ここからが今日の本題。
シナモンは「種類」もしくは「量」によっては逆効果になってしまうんです。
問題はシナモンに含まれる成分の1つである「クマリン」。
クマリンは過剰に摂取すると、肝機能障害を引き起こす可能性があることが分かっています。
この、クマリンの含有量というのはシナモンの種類・産地によって違うんです。
市場に出回っているシナモンは大きく分けて2種類あります。
- セイロンシナモン(スリランカ産など)
- お値段は少し高め。
- 体にとって負担が少ない。
- カシアシナモン(ベトナム産・中国産など)
- 安価で手に入りやすい。
- 「クマリン」という成分が多く含まれている。
驚くべきことに、カシアシナモンのクマリン含有量はセイロンシナモンの240倍。
東京都健康安全研究センターのデータによると、肝臓に負担をかけるクマリンの含有量は、セイロンシナモンに比べてカシアシナモンの方が圧倒的に多いという結果が出ているんです。
「えっ、じゃあ外でシナモン入りのものを食べちゃダメなの?」と不安になりますよね。
次に「どれくらいなら食べていいのか」の具体的な目安をお伝えします。
シナモンはどれくらいなら食べていいの?

目安として、カシアシナモンの場合の1日の摂取制限は「1.5g」程度と言われています。
瓶から10回くらい振っても、せいぜい0.3g〜0.4g程度。
たくさんの量を食べなければ1.5gには到達しないので「コーヒーに1〜2振り」するくらいなら全く問題ありません!
定番のお菓子・パンの目安
研究データをもとにした「これくらいなら食べても大丈夫」という目安がこちらです。
- 八橋(やつはし): 日本を代表する八橋に使われているのは「日本肉桂」というシナモンです。焼き八橋なら14枚、生八橋なら29枚くらいまでならOK。
- シナモンビスケット: 130枚〜970枚(シナモンの含有量によりますが、まず大丈夫です)。
- ニッキ飴: 約284粒。
- シナモンベーグル: 1日4個まで。
普通に食べてれば許容量を超えることはないので、安心してもらえればと思います。
ただし、私が個人的に気をつけているのが「パン屋さんのシナモンロール」です。
中に入っているフィリング(餡)にたっぷりとシナモンが練り込まれているものは、1個で1.5gを軽く超えてしまう可能性がありますので、なるべく選ばないようにしています。
まとめ:正しく選んで、冬の不調を吹き飛ばそう!

シナモンは、冷えや老化に悩む女性にとって心強い味方です。
コーヒーショップでちょっと振りかけるくらいなら、神経質にならなくて大丈夫。
自分でお菓子やパンを作る時によくシナモンを使うという方は、カシアシナモンではなくセイロンシナモンを選んでみてください。
セイロンシナモンであれば、1日の許容量は300g以上というデータもあり、肝臓に負担なく健康効果が得られると思います。
セイロンシナモンを使って体をポカポカに温めてくださいね!
もっと詳しく知りたい方はぜひこちらの動画もチェック!
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